登記日(会社設立日)までにコンプリートすること。
公証役場で定款を認証してもらえただけでも達成感すごいのに(笑)本丸に攻めるのはここからが本番。「freee会社設立」を教科書に準備します。
出資金を入金する
私たちが決めた会社の資本金は100万円。
「じゃあ銀行に100万の預金が入っていればそれでいいのね?」
と思うところですが、それがそうじゃないんです。
会社の代表者の個人名義の口座に入金した事実証明が必要なんです。
「え?なんで?」と思うとこですが、そういうルールということで(苦笑)、
私は自分のお金を一度引き出し、私は自分名義の口座へ、夫のうーちゃんは私の口座へお金を移動させました。
ご利用の銀行によっては、1日に可能な入出金額が限られていて、一度に資金移動出来ない場合もあるので気をつけましょう!
入金が必要なタイミングは選択している法人形態により違います。
株式会社:専門家から定款作成完了の連絡が来た日以降。
合同会社:定款に印字された定款作成日以降。
紙定款(共通):定款に印字された定款作成日以降になっています。こちらも注意が必要です。早すぎてもダメってことね!
入金を証明するコピーを用意する

入金が完了したら、ネットバンクの明細か、通帳のコピーを用意しましょう。
こちらは登記書類の一部になるので、とっても大切です。
・明細(振込の金額/振込人/日付)
・口座名義
・銀行名と口座番号
が明記されているか、しっかり確認しましょう!!
法人の印鑑を注文しておく
印鑑はオーダー先によっては時間が掛かるので、定款を作成している最中に並行してオーダーしておくのがおすすめです。私たちの場合、夫が台湾人なのと、台湾では開運印鑑など印鑑をとても大切にする文化があるので、験を担ぐ意味も兼ね夫との帰省時に台湾で作ってもらいました。
ネットで注文したら印鑑の素材などにもよりますが、実印・銀行印・角印の3本セットで3000円から5〜6万するものまで様々。予算とこだわりに合わせて作るのが良いと思います。(freee会社設立からも注文が可能です)
私たちは台湾ドルで支払いましたが、日本円で計23000円。とても素敵に作って頂けて、印鑑を押す度にテンションが上がるので、私たちは拘って作ってよかったなと思います。
登記書類を印刷。正しく綴じる。

私はfreee会社設立だけで会社を作ってしまったので、freeeを使った説明になってしまって申し訳ないのですが(苦笑)、「書類をダウンロード」をクリックすれば必要な情報が全て入力された状態で登記書類がダウンロードされます。
あとは、「書類をダウンロード」の右横にある「まとめ方」を開いて、それ通りに書類を並べ、印鑑を押したりすれば登記書類の完成です!!!
いざ、法務局へ!!!
いよいよこの日がやって来ました。
法務局に会社の登記申請を行う日=会社設立の日です!!!!
ちなみに私が書くのは、私たちの会社の管轄である「東京法務局 港出張所」での場合なので、場所などは参考にもならないかも知れませんがご容赦ください。法務局の雰囲気だけ味わってね(笑)。
麻布十番駅から徒歩5〜6分の閑静な通りにあるのが「東京法務局 港出張所」。
1階が印紙売り場とベンチ。2階が登記申請窓口。B1が会社の謄本や印鑑証明など、各種証明書が受け取れる場所になっています。
1階で登録免許税15万を支払う・・・

どーーーーーーーーーーーーん
まずは株式会社を登記にかかる「登録免許税」を支払います。
資本金が約2140万円未満の場合は15万円。
受け取った印紙を登記書類の指定の場所に貼り付けたら、2階の登記申請窓口に向かいます。
朝一番、8時半の港出張所はまだ混んでおらず登記申請窓口に並びの列もなく。
受付に提出したら、担当の人が登記書類を確認している間待合のソファで待つこと数分。登記する社名と名前を呼ばれ、窓口へ。
「登記完了予定のお知らせ」という1枚の紙を渡されます。
そこには完了予定日と、受付番号と登記日の押印。11月1日の登記で登記完了予定はなんと11月29日・・・「え、遅!!!」と思った瞬間、
「紙には4週間後と記されていますが、約2週間ほどで登記は完了しているので2週間後を目処に電話でご確認くださいね」と優しく教えてくださった。
これで登記は終了。
思った以上にシンプルな作業で、法務局に入ってから約20分。何も問題なく登記されれば、本日付けで私たちは会社設立が出来ているはず。
すぐに夫のうーちゃんに連絡し、お互いおめでとうを言い合った。
ついに夫婦で会社を設立してしまった、出来てしまった!!!!
とは言え、まだまだやること三昧です(笑)。
登記完了までに、役員報酬の最終決定や法人用銀行口座開設の準備(GMOあおぞらネット銀行の事前申込)、年金事務所に提出する書類の確認しないとね!!
《つづく》

コメント